
はじめに
「階段の上り下りで膝がズキっとする」「長時間歩くと膝の前が腫れて重い感じがする」
そんな症状が続くと、多くの方は「軟骨がすり減っているのかな」「変形があるからかな」と思いがちです。しかし、実際には膝のお皿の上にある”膝蓋上嚢(しつがいじょうのう)”という部分が原因のことも少なくありません。
膝蓋上嚢とは?
膝蓋上嚢は、膝のお皿(膝蓋骨)のすぐ上にある袋状の組織です。
・膝の動きをスムーズにする潤滑袋の役割
・膝蓋骨と大腿骨の間でクッションの働き
本来は膝を守る大切な組織ですが、炎症を起こすと腫れや痛みの原因になります。
膝蓋上嚢が痛みの原因になるケース
膝蓋上嚢にストレスがかかると、以下のような症状が出やすくなります。
・階段を上るときに膝の前が痛む
・正座やしゃがみ込みで膝が突っ張る
・膝の上に腫れ・熱感が出る
特に太ももの筋肉(大腿四頭筋)が硬い方や、姿勢の崩れで、膝に負担がかかっている方に
多くみられます。
よくある誤解
「レントゲンで骨に異常がなかったから安心」と思う方も多いですが、膝蓋上嚢や脂肪体、
靭帯などの軟部組織はレントゲンには映りません。そのため、「原因が分からないまま
痛み止めで様子を見ましょう」と言われるケースも少なくありません。
当院でのアプローチ
四条烏丸ゆう整体院では、
・膝蓋上嚢に負担をかけている筋肉(特に太もも前面)の調整
・膝関節の動き方の改善
・姿勢や歩き方の修正
を行い、膝蓋骨周囲の軟部組織の柔軟性を取り戻す施術を行います。
「どこに行っても良くならなかった膝の痛み」が改善する方も多くいらっしゃいます。
まとめ
膝の痛みの原因の多くは、軟骨ではなく、膝蓋上嚢、膝蓋下脂肪体などの
軟部組織にあります。膝蓋骨の上が腫れる・階段がつらいといった症状がある方は、
膝蓋上嚢が関係しているかもしれません。
四条烏丸ゆう整体院では、国家資格を持つ理学療法士が、膝専門の施術でサポートいたします。
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