
♦️「しゃがむ」「正座」ができなくなる本当の理由
「膝がつっかえる感じがして深くしゃがめない」
「正座しようとすると膝の前がピリピリ痛む」
「昔はできたのに、気づけばできなくなっていた」
こうした声は、40代以降の方にとても多い悩みの一つです。
整形外科では「加齢ですね」「変形が始まってます」と言われることが多いですが、
実際には関節そのものだけでなく、周囲の筋肉や動作のクセが原因になっているケースも少なくありません。
♦️原因①:太もも前の筋肉(大腿四頭筋)の硬さ
しゃがむ・正座するとき、膝の前側が突っ張ったり痛む場合、太ももの前の筋肉が短く、硬くなっている可能性があります。この筋肉が硬いと、膝を深く曲げる動作のたびに、お皿(膝蓋骨)が引っ張られたり圧迫されて痛みを感じやすくなります。
♦️原因②:太ももの後ろの筋肉(ハムストリングス、膝窩筋)の硬さ
しゃがむ・正座するとき、膝の後側が痛む場合、太ももの裏の筋肉が硬くなっている可能性があります。この筋肉が硬いと、膝の裏で筋肉が挟まって、痛みを感じやすくなります。また、一部、半月板についてるのでこの筋肉の硬さにより、半月板の動きが悪くなり、膝関節の痛みにつながることがあります。
♦️原因③:足首や股関節の動きの悪さ
意外に見落とされがちなのが、「膝以外」の関節。しゃがむ時には、股関節と足首も連動して動く必要があります。どちらかの動きが制限されていると、その負担が膝に集中し、「膝だけが原因」と思い込んでしまうことも多いです。
次回は、整体でできることについて触れていきたいと思います。
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